系統用蓄電池について ABOUT SERVICE

  • 系統の安定化に寄与
    更なる再生可能エネルギーの拡大に

    系統用蓄電池は、電力系統に直接接続する蓄電池です。電力系統(送電網)に流れる余剰電力を充電し、不足時には放電することで電気を安定供給することを目的としています。
    近年、再生可能エネルギーの導入が拡大する一方で、電力系統は不安定になっています。電力の安定供給に向け、再生可能エネルギーの出力変動に応じて柔軟に充電・放電のできる蓄電池の重要性は高まっています。

    系統の安定化に寄与 更なる再生可能エネルギーの拡大に

仕組みとビジネスモデル STRUCTURE AND BUSINESS MODEL

仕組みとビジネスモデル

系統用蓄電池は、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーでつくられた電力や、卸電力市場から購入した電気を充電しておくことができます。
また、充電した電気を電力系統を経由して放電することが可能です。産業用蓄電池との違いは、電力系統に直接接続されるという点です。

系統用蓄電池の仕組み

電気は卸電力市場(JEPX)で取引されており、電気の市場価格は時間帯によって変動します。電力需要の低い時間帯に安く電気を「蓄電」しておき、卸電力市場をはじめ需給調整市場や容量市場に最適なタイミングで「放電」し電気を売ることで、その差額を利益として得ることができます。系統用蓄電池を使って投資を行う場合、運用には専門知識が必要になります。

特徴 MERIT

  • 01 電力系統の安定化に寄与

    再生可能エネルギーの導入は今後さらに進む一方で、天候により発電量が激しく変化するため、電力の安定供給が課題となります。しかし、電力系統に直接接続できる系統用蓄電池を設置することで、電力の過不足を調整し安定供給へ貢献することが可能となります。

  • 02 電力市場での取引で収益化

    直接電力系統に接続するため、電気を売買することが可能となります。充電した電気を卸電力市場で売却し差額分の収益を得ることができたり、容量市場や需給調整市場で取引することでさらなる収益を得ることも可能です。

  • 03 太陽光発電所との併設で出力制御を回避

    電力の需給バランスが崩れると機器の故障や停止、大規模停電などを引き起こす可能性があるため、電力需要に対し発電量が上回ると出力制御が行われます。太陽光発電所に系統用蓄電池を併設することで安定的な電力供給を実現するので、出力制御の頻度を減少させることができます。

選ばれる理由 REASON

当社は用地開発から申請業務、調達、施工までをワンストップで対応します。

  • 用地開発

    用地開発

    経済的・法的・物理的な観点から入念なデューデリジェンスを実施し、適地の確保・開発をおこないます。

  • 調査・申請業務

    調査・申請業務

    関係法令の調査から、電力系統への接続可否など、導入のリスクとなる諸条件を精査の上、申請します。

  • 調達・施工

    調達・施工

    周辺環境や予算など、条件に適したメーカーを見極め選定します。
    設置には多くの専門知識や複雑な申請が必要ですが、それらも全て対応可能です。

  • 運用・メンテナンス

    運用・メンテナンス

    運用にはノウハウが、メンテナンスには専門知識が求められます。
    メーカー含め万全の体制を整えております。

蓄電所用地の要件

  • 500〜1000㎡程度の平坦地

  • 高圧線や電柱が近くにある

  • 幅8m程度の道路に接している

  • 約100m以内の近傍に民家がない

利用予定のない土地や、遠方にあってお手入れができないなど活用方法にお悩みの土地をお持ちの方はぜひ当社までご相談ください。所有地が蓄電所の用地に適しているか調査を行い、適地であれば当社にて買取等をし、再生可能エネルギーの普及拡大に活用させていただきます。すべての条件を満たしていなくてもぜひ一度ご相談ください。

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